曹洞宗 福聚山 静翁寺墓地
み仏に見守られて
やすらかに眠る
死のうと思う日はないが 生きてゆく力がなくなることがある
そんなときお寺を訪ね わたしはひとり 仏陀の前に坐ってくる
力わき明日を思うこころが 出てくるまで坐ってくる
坂村真民「生きてゆく力がなくなるとき」
今日もいろいろな方が手を合わせにこられました。
お寺は抱えている荷物を下ろし、立ち止まって静かに自分の生き方と向き合う場所です。
そんなお寺にお墓をもつことは、「供養する生き方」をもつことです。
つまりは「いのちに感謝する生き方」をもつことです。
感謝の念がおこるとき、心は満たされています。
生きてゆく力が満ちる時もそうでないときも、お寺の門は開いています。
墓石を建立し家族で継承していく伝統的なお墓です。
お墓はご先祖様や大切な故人と今を生きる人々をつなぐやすらぎの場所です。
嬉しいことがあった時、迷いが起きた時、思い立った時、
折に触れて足しげくお参りに行きたいものです。
静翁寺のお墓はアクセスがよく、坂のない平坦な参道の為、どなたでもどこからでも安心してお参りいただけます。また閑静な住宅街にあり、とても日当たりのよい清々しい墓地です。
観音さまがあらゆるものを救ってくださる様に、家族形態が変化する中、後継者の有無にかかわらず、全ての方が末永く供養されるように「ふくじゅ寶塔」がございます。
跡継ぎがいない、従来の墓地を継承できずに改葬したい等、お墓の継承に不安をお持ちの方。静翁寺が宝塔の管理をし、永代に亘ってご供養いたします。
（入檀は不要です。）
ふくじゅ寶塔には、「幸せの福が海のように無量にあつまる」という意味の「福聚海無量（ふくじゅかいむりょう）」
（観音さまのお経の一節）の文字が彫刻されています。
観音さまは、うれしいことたのしいことといった福をあつめるだけでなく、人生の中で起こるさまざまな「悲しいこと」「苦しいこと」を「慈悲の心」や「生きる力」に成長させ、福に変えるよう導いてくださいます。
ご希望があれば、納骨檀に奉安してご供養いただく事も可能です。
近年は核家族化が進み、少子高齢化、無縁社会などと呼ばれるようになり、家族の形態が多様化する中、「お墓の継承者」だけでなく、近くに頼れる人（身元引受人）がいないという方が少なくありません。
静翁寺にも後継者がいない事で不安を抱えた方が相談に来られるケースが増えています。
身元引受人サポートとは、静翁寺が法律・医療・福祉・葬儀社等、信頼のおける地域の専門家と連携しながら、終末期から死後の不安を和らげ、よりよく生きていくための方法を一緒に探していくお手伝いをする取り組みです。
継ぎ手のいないお墓をどうしたらよいのか？
万が一亡くなった場合、ご遺体の引き取りは誰がしてくれるのか、喪主をつとめる人がいないので葬儀はどうしたらよいのか。
また、高齢者施設に入居する際や、病院へ入院する際に必要となる身元引受人を担ってほしいという一見お寺に関係しないようなことまで、様々な悩みをもってお寺にいらっしゃいます。
人の悩みは十人十色。
静翁寺では、死後の供養に関する不安だけでなく、終末期における生前の不安にも向き合います。
六牙の碑は、慈悲を司る普賢菩薩さまを乗せている、六牙白象（六本の牙を持つ白象）がモチーフとなった動物の供養塔です。
象の大きな足跡は、どんな動物の足跡も収まる事から、命あるもの全てを救いたいという願いが込められています。
家族の心を豊かにしてくれた動物達をいつまでも供養していただけます。
納骨志納金(合同)
ペット一霊 15,000円（年間管理費等不要）
※大型動物は別途相談。
曹洞宗静翁寺は、禅宗のお寺です。
毎月１回、静翁寺坐禅堂にて坐禅会を開いております。
静けさの中で、抱えている荷物を手放す坐禅をしてみませんか。
禅の学びの場として開いておりますので、檀信徒でない方でも参加いただけます。
ご希望の方は事前にご連絡の上、お越しください。
御朱印は総受付にて授与いたします。お気軽にお声がけください。
御朱印帳をお持ちいただければ、手書きの御朱印も受付いたします。
墨書きする僧侶が不在の場合がございますので、手書きの御朱印をご希望の方は予めご連絡の上お越しください。
【電車でお越しの場合】
JR南武線矢向駅下車、徒歩7分
JR京浜東北線川崎駅下車、徒歩15分
【バスでお越しの場合】
川崎鶴見臨港バス「川崎駅西口」より57番バス乗車
「静翁寺前」下車、徒歩15分
【お車でお越しの場合】
第二京浜経由 都町交差点を矢向方面へ入ってすぐ
第一駐車場（境内）３台
第二駐車場（コインパーク川崎神明町静翁寺）１０台
※参拝者は無料駐車券をお渡しいたします